第19回:「雷」

これはもう十数年も前の話になります。
市街から電車で家の近くの駅でおりました。
その時は大雨で雷も何度となく光り音もしていた中
傘もささずに空を眺めながら帰ったあの日を急に思い出したので今回書きます。
本当は少し怖かったけれど、だんだんその状況に慣れると
意外と平気で歩く事ができて、初めはさしていた傘もめんどくなり閉じました。
聞こえるのは強き雨音と、暗い空に光る雷とその音
「ドーッン!!」となるたびに道が明るく照らされ、風景もみえる
立ち止まって雨を浴びながらみたあの光空はとても綺麗で
それこそ自分の存在があまりにも小っぽけなんだと何故か納得したのを覚えています。
その頃からでしょうか?夜空をじーっと眺めたり
雨なのに傘をささずに空を眺めるようになったのは
案外雨で濡れるのを気にせずに空を眺めると遠くから落ちてくる雨や
かすかにながれる雨雲・・・綺麗なんです。
たまに雨降る日に車ならどこかに停めてエンジンもきって空を音を満喫したり
部屋からでは音がするものを消して窓から眺めたり
でもあれ以来あんなに綺麗な雷を見れた事が有りません
これからも忘れないでしょう。
壮大な自然の中で生きる人間はあまりに無力で小さな存在だと気づかせてくれた雷
そしてまた見れる事も楽しみにしています。
皆さんもどうですか?一度見て聞いてみては。

ps その頃はまだ中学生でした^^